吉原 奈美(よしはら なみ)
音楽療法博士(PhD)
米国認定音楽療法士(MT-BC NO. 08569)
認定GIMセラピスト(FAMI)
公認心理師(日本)
音楽心理療法士
一般社団法人 音楽療法振興協会 登録音楽療法士
明治学院大学非常勤講師
Nami Yoshihara, PhD, MT-BC
Fellow of the Association for Music and Imagery (FAMI)
Music Psychotherapist
Certified Public Psychologist (Japan)
Music Therapist at Japanese Association for Promotion of Medical Music Therapy (JAPMMT)
Part-time Instructor at Meiji Gakuin University
横浜生まれ、横浜育ち。4歳よりピアノを習い、高校と大学ではバンドにも参加。クラシック、ロック、ハードコア、ラテン、ジャズ、ニューエイジなど様々な音楽の影響を受ける。ダンス、空手、ヨガなど体を使った表現の経験もある。
音楽療法は、バージニア州ラドフォード大学にて、ジム・ボーリング教授より学ぶ。同大学、首席卒業。アリゾナ州バナーグッドサマリタンメディカルセンターにて、腫瘍科・幹細胞移植病棟を中心に音楽療法インターンを行い、2008年に米国認定音楽療法士となる。
また、同大学修士過程在籍中に、音楽療法のアドバンスメソッドで、音楽心理療法の一つであるボニー式音楽イメージ療法(ボニー式GIM)のトレーニングを始める。2011年に正式なボニー式GIMの資格を得て認定GIMセラピスト(FAMI )となる。現在、日本在住の二人の認定GIMセラピスト(FAMI)のうちの一人。
日本での音楽療法臨床は、幼稚園、発達障害や自閉症スペクトラムを持つ子ども、高齢者施設を中心に行う。
ボニー式音楽イメージ療法(GIM)では、一般の方の日常の心のケアの他、うつ、不安、トラウマ、虐待、ロス・グリーフ、痛み、治りにくい病気などの悩み抱える方のサポートをしている。最近では、性的マイノリティーに関する悩みのある方や、流産を経験した方とのワークが多い。クライエントには、音楽療法士、臨床心理士、大学教員、医師、看護師、ケアマネージャーなど、様々な職種の方がいる。日本で初めて名古屋音楽大学にて開催されているボニー式GIMトレーニングには、サポートトレーナー兼通訳として参加している。
日本では公認心理師(Certified Public Psychologist) の資格を持ち、障がいを持つ子どもやその保護者の心理ケアに当たっている。
また、ボニー式GIM、医療音楽療法、音楽療法の他、音楽に関する様々な講演を行っている他、GIMや音楽療法に関する書籍を執筆中。(詳しくは、講演・書籍のページをご覧ください。)
2019年5月にペンシルバニア州フィラデルフィアのテンプル大学より音楽療法博士号を取得。現在もボニー式GIMに関する研究を続けている。